罠〜トラップ〜3

2005年4月11日
電車を降りると友人Kがいた。
「いよう、今日の1、2限何?」
と、僕は訊ねた。
「数?aだけど」
と、友人Kは期待通りの答え。
そう、僕も今日の1、2限は数?aだったのだ。
「教室どこかわかる?」
と、すかさず僕は訊ねる。
「メディア棟」
と、友人Kは答えた。
「助かった」
僕は胸を撫で下ろす。

今日は初めての選択教科の日。僕は、いつも通り授業開始ぎりぎりの時間に着くように家を出た。しかし、予め教室を調べていなかった僕は、学校に着いてから教室を調べたのでは間に合わないことに気付いたのである。そこで駅で友人に上手いこと遭遇し、授業の場所を聞き出し、一緒に教室へ向かったわけである。

ふぅ、何とか上手くやりすごした。そう確信し、出席の点呼が始まったその時である。

ん?俺、呼ばれてない。先生のミスか?まわりを見回す。ん?一緒の筈の庭球部の友人がいない。ま、まさか…
「先生、他の教室でも数?aの授業ってやってますか?」
「うん、やってるよ」
・・・・・なぬ。
「何処の教室でやってるんですか?」
「3−Eだよ」
「間違えた〜!!!」
そう叫ぶやいなや、教室からどっと笑い声が起こる。そんな笑い声も気にせず、ダッシュで教室をでて、3−Eに向かう。そして、教室の前に着き、一呼吸し、気持ちを切り替えてドアを開ける。
・・・・・あれ?何故に目の前に庭球部の後輩が。よく見ると周りは知らない人ばかり。ま、まさか…

教室の札を見る。2−Eという文字が目に飛び込む。
「間違えた〜!!!」
と、心の中で大きく叫ぶ。後輩の前で取り乱す訳にもいかない。苦笑いをしながら、黙ってドアを閉める。
「そういや、俺3年生になったんだった」
と、改めて思い知らされる。癖で2年棟に行ってしまったのだ。
そして、再び3−Eに向かい、ドアを開ける。そこには、庭球部の友人の姿が。
「あ、グラファイト君でしょ?席そこだから」
と、担当の先生が言った。

こうして、幸先の悪い3年生のスタートが始まったのであった…
                                    終わり
※この物語はノンフィクションであり、筆者の体験を元にして作られた物です。
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エロ本が落ちていると拾いはしないもののZ注目(ゼルダの伝説時のオカリナより)しながら歩きます。こんにちは、グラファイトです。

さて、本日は↑のように大変な1日でした。月曜日の時間割。1、2限:数学、3、4限:物理、5、6限:化学。思いっきりリケメンのカリキュラム。死ぬってばorz

本日は雨で部活もトレーニングだけでこれと言って面白いことはありませんでした。しかし、日記を更新しなかった日の間には結構面白いことがありました。テニスも絶不調だったのが、最近は調子が戻ってきて、再びテニスをやっていて楽しい日々が続くようになりました。

昨日は共学の公立高校と練習試合があったのですが、久しぶりにいい息抜きが出来ました。やっぱ、女の子がいるっていいですね〜wちなみに、1試合で18回ダフォりました。テニスは基本的には4ポイント取ると1ゲームなので1セットゲームとすると単純計算で24ポイント取れば勝ちな訳ですが、ダブルフォルトで相手に18ポイントプレゼントしたと言うことは、勝敗は言うまでも無いかと思いますwまぁ、ラリー戦では殆ど自分がポイント取ってたので、問題ないです。公式戦の時はサーブ入れればいいだけの話。あくまで練習試合ですからwしかも、アウェーなんでwコートがメッチャ滑ってやりにくかったです。

さて、最近ミニ四駆をやっていますw先日、新しいマシンとパーツを買い準備万端w引退後は暇になるので、夏休みにウチの庭に木やプラスチックを使ってコースを造ってレースをやろう等と計画をしています。楽しみです。

そんなこんなで、今年1年は楽しい年にしていきたいと思います。

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